大阪高裁は4日、Web会議ツールで民事裁判に関わるチームを作成する際、登録すべきでないメンバー、約6000アカウント分を誤って登録していたと発表しました。

大阪高裁によりますと、先月27日午前10時40分ごろ、民事部がマイクロソフトのWeb会議ツール「Teams」で特定の裁判に関わるチームを作成する際、本来登録するべきメンバー以外に、弁護士や司法修習生など裁判所の外部ユーザー約3500アカウント、裁判所の職員ユーザー約2500アカウントを誤って登録しました。

このチームは裁判手続きを進めるためのもので、代理人や裁判官、担当書記官で作られるはずでした。

当日午後0時20分ごろに外部から問い合せを受けて登録に誤りがあったことが発覚し、作成されたチームは削除されましたが、誤って登録されたメンバーにはチームに招待されたことを知らせるメールなどが届き、案内にアクセスした場合は、チームのメンバーのユーザー名やメールアドレスが一時的にお互い確認できる状態だったということです。

一方、裁判の記録情報にはアクセスできる状態ではなかったということです。

大阪高裁は「裁判所のシステムを利用した手続に関して、ご心配をおかけし、ご不安を抱かせ、さらに問い合わせのお手間をかけてしまうなどの事態を招いてしまったことを深くお詫びいたします」とコメントしています。