8月27日の記録的大雨により、富山県氷見市十二町地域では広範囲にわたる深刻な浸水被害が発生しました。住宅被害は床上・床下合わせて90件に上り、市内で2番目に多い被害数となっています。この地域では大雨の翌日になっても水が1日半にわたって引ききらず、消防のボートによる住民救助が行われる事態となりました。​

髙橋優吾アナウンサー
「今消防隊員が近隣の住民をボートに乗せて避難、救助している様子がうかがえます」

自宅が浸水し、身動きが取れなくなった住民がボートで救助される姿もみられました。

こちらの池田岳さんも自宅が浸水。引かない水に困り果てていました。

池田岳さん
「ここのところ地面が低いから1年に1回ぐらいは道の上まで(水が)上がっとったがやちゃ。また(水が)着くなは思っとったんやけど、ここまで上がるのはまさか思ってなくて。とりあえず水引いてくれんとどうにもならんから。弱った本当に。何で引かんがかね」

3日、十二町にある池田さんのお宅を訪ねました。床上浸水の被害にあったといいます。

池田岳さん
「うちはこの辺まで(水が)来ました。引いていくのが本当に1日半ほどまでかかって」

家の中を長靴で歩き、1階の家具をすべて2階に上げたという池田さん。水没した家財の片付けや床の洗浄には3日かかったということです。

さらに、浸水の影響で。

池田岳さん
「閉まらんがですよ。こういうところが全部。うちの中の戸全部なっとって。ベキベキベキといっちゃって。これやっぱり長時間(水に)浸かっとったからこうなってしまったんかなという形なんですけど。こんな感じでもうこことか」

大雨被害から1週間。小学生の子ども2人も学校に通い始め、日常は戻りつつありますが、今後のことを考えると不安が募ると話します。

池田岳さん
「いや現実はもうつらいよ。そりゃ。もう本当にこの後どうしていこうかなとか。実際に車もさっきレッカーで引っ張ってもらったんやけど。親類とか本当に助かるがやけど貸してくれる人おって今2台は確保できとんがやけど、それいつまでも借りとるわけにもいかんし」