大分県日田市の商業施設で2024年6月、客の女性を殺害したとして殺人などの罪に問われた男の裁判で、最高裁は男の上告を退ける決定をしました。

決定は今月1日付けで、男に懲役22年を命じた1審、2審判決が確定することになります。

無職の白土正博被告(58)は2024年6月、日田市の商業施設で客の女性(当時84)を果物ナイフで刺して殺害した罪などに問われています。

白土被告側は「妄想性パーソナリティー障害」の影響があったと主張しましたが、1審の大分地裁は「被告は、殺人行為を悪いことだと認識していた」などとして白土被告の完全責任能力を認め、懲役22年を言い渡しました。

白土被告側は、事実誤認と量刑不当を主張して控訴しましたが、2審の福岡高裁は「1審判決が不合理であるとは言えない」として控訴を退けていました。