大分県内で製造された焼酎の出来栄えを審査する「きき酒会」が24日大分市で開かれ、蔵元自慢の123点が出品されました。

「きき酒会」は焼酎造りの技術向上を図ろうと、県酒造組合が毎年、開催しています。今年は15の蔵元から麦をはじめ米や芋焼酎あわせて123点が出品され、国税局の鑑定官らが口に含んで味と香りを審査していきました。

県内の焼酎は去年11月までの1年間でおよそ7万5300キロリットルが出荷され、おととしと比べ102.9%と回復傾向がみられています。

(県酒造組合・久家里三会長)「特に麦焼酎の製造量が全国1位ということで皆さん切磋琢磨して品質の向上をしていますので、是非それぞれの個性を見極めていろんな蔵の焼酎を飲んでいただければ」

県酒造組合は今後も質の高い焼酎つくりに努め、消費拡大につなげていくことにしています。