車同士の事故を起こし、ひき逃げをした罪に問われている男の初公判がきょう3日、鹿児島地方裁判所で開かれ、検察は拘禁10か月を求刑しました。

道路交通法違反と過失運転傷害の罪に問われているのは、鹿児島市の会社員・入口悟志被告(26)です。

起訴状などによりますと、入口被告は今年6月28日午前6時ごろ、鹿児島市春日町の交差点で軽乗用車を運転していたとき、足元に落ちたスマートフォンを拾おうとして赤信号に気付かず、交差点に進入したとされます。

その後、50代男性が運転する軽乗用車と衝突して男性の首にけがをさせ、救護をせずに車を置いたまま逃走したとされています。

鹿児島地裁できょう3日に行われた初公判で、入口被告は「怖くてパニックになって逃げた」と起訴内容を認めました。

検察は「多額の損害賠償を請求されるかもしれないと思い、被害者を救護せず逃走したことは卑劣で悪質」などとして拘禁10か月を求刑。

一方、弁護側は「被告は反省していて謝罪の意思がある」などと主張し、執行猶予付きの判決を求めました。

判決は今月16日に言い渡される予定です。