台風24号(クロヴァン)は3日午前9時現在、南大東島の海上を北へ進んでいます。台風は、奄美付近まで北上したあと南下し、海上でぐるりと円を描くように「1回転(ループ)」する異例の迷走コースをたどる見込みです。

“ぐるりと旋回”

気象庁によりますと、台風24号(クロヴァン)は3日午前9時現在、南大東島の北西約90キロの海上を時速30キロの速さで北へ進んでいます。中心気圧は985ヘクトパスカル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。

台風は4日にかけて奄美付近まで北上したあと、北側の高気圧に阻まれて東シナ海で南西へ進路を転換。そのまま沖縄の南の海上でクルッと大きく旋回して東寄りへ進む動きとなる予想です。

動きの遅い台風の東側を北上する暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込み、大気の状態が非常に不安定な状況が続く見込みです。このため、5日にかけては、西日本から東日本の太平洋側を中心とする広い範囲で、激しい雨や非常に激しい雨が降り続いて総雨量が多くなるおそれがあります。

台風の進路や前線の動向によっては、7日頃にかけて大雨が続き、総雨量がさらに多くなる可能性もあります。