8月はじめ、低気圧や前線の影響で大雨に見舞われた岩手県西和賀町の湯田ダムで貯水池の水量が限界に達し、ダムに流入した雨水をそのまま下流に流す緊急放流が実施される寸前にまで至りました。
ダムで行われる緊急放流とは、通常であれば上流部分で降った雨を一旦、ダムに貯めて、そのうちの何%かを下流に流して水量を調節するのですが、貯水池の水量が限界に近づいた際、ダムの決壊を防ぐために上流から流れ込んでくる水の量と同じ量の水をそのまま下流へと流す異例の操作のことです。
ダム下流の地域では急激に川が増水し、氾濫する危険が高まります。
全国各地で大雨災害が頻発する中、私たちの暮らしや安全を守るインフラがその許容量を超えた場合にどうなるのか?
これまでになかった事態の想定が求められようとしています。
照井気象予報士の取材です。














