栃木県の東武日光線・新鹿沼駅で作業員4人が列車と接触し、死亡した事故で、列車の接近を知らせる「中継見張り員」が、事故当時、「車で移動中だった」と話していることが分かりました。

この事故は今月20日、新鹿沼駅の線路上で除草作業中の男性作業員4人が特急列車と接触し、死亡したものです。

事故当時について、列車の接近を現場へ知らせる「中継見張り員」が、「作業指揮者の指示で、車で所定の持ち場に移動している途中に事故が起きた」という旨の話をしていることが、この見張り員の派遣元の会社への取材で分かりました。

「中継見張り員」は、除草の作業場所にあわせて見張りの場所を変えることになっていて、本来であれば中継見張り員が配置についてから、安全を確認したうえで作業が始められるはずだったということです。

しかし、「中継見張り員」が配置につく前に事故が起きていたとみられます。

東武鉄道は、事故後の会見で「中継見張り員は持ち場にいたが、なんらかの理由で作業現場側と意思疎通ができない状態だった」などと説明していました。