福島県内の中間貯蔵施設に保管されていた、除染土の一部が再生利用のため、さいたま市へ搬入されました。

福島第一原発の事故にからみ、除染で発生した土は、福島県の中間貯蔵施設に保管されていて、2045年までに県外で最終処分することが法律で決まっています。

この最終的に処分される土の量を減らすため、除染土の一部が、けさまでに国の出先機関が入るさいたま市の合同庁舎に搬入されました。

環境省によりますと、およそ1立方メートルの除染土がさいたま新都心合同庁舎の花壇に入れられたということです。

放射性セシウムの濃度は環境省が再生利用の基準とする1キロあたり8000ベクレルを下回る、およそ4000ベクレルだということです。

除染土はこれまで、首相官邸や霞が関の中央省庁などで再生利用されていますが、国は25日、東京都以外でも新たに仙台市とさいたま市で再生利用する方針を示し、きのう(29日)は仙台市で搬入作業が行われていました。