“資金が全然足りない” 開発現場の厳しい現状
GMOのフィジカルAIを開発している現場。このロボットは、様々な方向から力を受けても倒れずに立っていることができます。

中国のロボット運動会に参加した「ひとみん」の開発でも、膨大な時間とコストをかけて、自社の⻑距離陸上チームの選手の無駄のない足の運びや、重心移動のデータをAIに覚えさせたといいます。
そして、ダンスまで…
開発を担当する滝澤さんは、中国の優位性をこう言います。

GMOインターネットグループ担当エンジニア 滝澤照太さん
「機体を簡単に安く作って、すぐに調達できるというのが(中国の)非常に強みで、たとえば運動会であれば、開発をする途中に壊れてしまうこともあると思うが、そういうことを恐れずに開発できる環境が揃っている」
安価に機体を調達できる中国。一方で、日本の開発の最前線が直面しているのは、資金面での過酷な現実です。

国産の人型ロボットを開発しているスタートアップ企業「アトム」。26日、自社のロボットのAIに現場を想定した動きを覚えさせるための拠点を稼働させました。
会社として、世界と戦うためには資金が必要だと言います。事業の立ち上げでは、⺠間から45億円確保したといいますが...

アトム 青木俊介 社長
「(資金は)全然足りないですね。2000〜5000億円ぐらいの領域に突っ込んで、量産までやって世界のシェアをとりに行きたい。中国だけじゃなく世界的に、あり得ないぐらいの金額と人が集まってきていて」
青木俊介社長が必要と考えるのは、数千億円規模の集中した投資です。
AIやロボットをめぐる熾烈な攻防の中で、高市総理が掲げた「強く豊かな日本」投資枠。はたして“世界に打って出る”ことは出来るのでしょうか。














