■北海道マラソン2026(30日、北海道・札幌市内)

2028年ロサンゼルス五輪の代表選考会となるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の出場権がかかった北海道マラソンが行われ、「男子の部」に出場した吉田響(24、サンベルクス)は、30㎞過ぎで先頭に立ったが37㎞過ぎで遅れ、2時間13分16秒の9位となり、MGC出場権獲得はならなかった。残り1.2㎞でスパートをかけた湯浅仁(25、トヨタ自動車)が2時間10分46秒で初優勝。2位には丹所健(25、Honda)、3位に荒生実慧(26、ND ソフト)が入り、この3人がMGC出場権も獲得した。

MGC出場権獲得条件は2時間12分以内でのゴール、なおかつ日本人3位以内に入ること。スタート時の気温20度と絶好のコンディションの中始まったレースは序盤、50人ほどの集団が団子状態で推移。マラソン2度目の挑戦となった吉田は、この日も肩まわりや足にシールを貼った姿で、集団の中ほどにつけた。

5㎞過ぎで最初の給水に成功した吉田は、10㎞を7位の30分37秒で通過した。大集団のままレースは進んだが、15㎞を過ぎたあたりで亀田稔(27、警視庁)が抜け出し、先頭に出る。亀田は20㎞を1時間01分07秒で通過。13秒遅れで20㎞を通過した吉田は、並走する荒生実慧(26、ND ソフト)とともに笑顔を見せるなど、まだまだ余裕な様子。

27㎞付近で先頭を走っていた亀田が第2集団に吸収され、トップは再び縦長の集団となった。30㎞でペースメーカーが外れると、スペシャルドリンクを飲んだ吉田がペースを上げて1人抜け出す。第2集団に10秒以上の差をつけてトップをひた走る吉田。35㎞を過ぎた時点で、後続に25秒の差をつけて吉田だが、第2集団の丹所、荒生、湯浅の3人が背後から迫ってくる。37.6㎞で3人に抜かれ、吉田は4位に後退すると、38㎞過ぎで吉田は完全に遅れ始め、優勝争いは丹所、荒生、湯浅の3人に絞られた。残り1.2㎞で湯浅がスパートをかけると他の2人はついていけず、そのまま湯浅が1位でフィニッシュして、北海道マラソン初優勝を飾った。吉田は9位でフィニッシュ、ゴールした後は倒れこんだ。

【北海道マラソン・男子結果】

優勝)湯浅仁 2時間10分46秒
2位)丹所健  2時間10分55秒
3位)荒生実慧 2時間10分59秒
4位)山口翔輝 2時間11分47秒
5位)横手健  2時間11分57秒
6位)大六野秀畝 2時間12分03秒
7位)福本真大 2時間12分46秒
8位)久保田徹 2時間13分03秒
9位)吉田響  2時間13分16秒
10位)照井明人 2時間13分22秒

*湯浅、丹所、荒生がMGC出場権獲得