宮崎県内のほとんどの市町村で夏休みが終わり授業が再開していますが、夏休み明けに注意しなければいけないのが「子どもの自殺」です。

警察庁がまとめた小中高校生の日別の自殺者数では、夏休み明けの9月1日の前後で自殺者数が増加しています。

夏休み明けのこの時期、子どもたちはどういった悩みを抱えていて、どんなケアが必要なのか、専門家に聞きました。

子どもの悩みに電話などで相談に応じるチャイルドラインみやざき。
夏休みの終わりや夏休み明けのこの時期に、次のような相談が増えているといいます。

(チャイルドラインみやざき 福重佳枝代表理事)
「(夏休みの)課題などが終わっていないとか、勉強とか進学への不安から学校にあまり行きたくないとか、中にはそれによってプレッシャーを感じているという子も多くつながっている。それで死にたいという言葉も聞かれている」

昨年度寄せられた相談で最も多いのが、勉強や進学などの「自分」について。
次いで、いじめや友人関係など「学校・フリースクール」、それに「家庭」や「性」など。

こうした相談が寄せられる背景には、悩みを打ち明けにくいという子どもの心理があると福重さんは話します。

(チャイルドラインみやざき 福重佳枝代表理事)
「子どもたちは、本当は周りにいる家族や先生たちに話したいという気持ちを持っている。だが話すことで悲しい思いをさせるんじゃないかとか、迷惑をかけるんじゃないかと思って話せていないということが多々あるように感じる」

福重さんは、子どものSOSのサインを見逃さないよう、いつもと様子が違っていないか身近な人が見守ることが大切だと訴えます。

(チャイルドラインみやざき 福重佳枝代表理事)
「食欲がないとか、眠れていないとか、落ち込んでいるような元気がないなという様子とか、逆にテンションが高すぎるなとか、そういう様子も見守っていただいて、優しく声をかけて、お家の人が支えてあげてほしいなと思う」

チャイルドラインでは、子どもの悩みに電話などで相談に応じるキャンペーンを来月4日まで行っていて、期間中、チャットでの相談を毎日受け付けるなど、体制が強化されています。

チャイルドラインの電話番号は0120-99-7777で、キャンペーン期間中は通常よりも受付時間を拡大し、午後3時から午後10時まで相談に乗るほか、オンラインチャットでの相談も毎日受け付けています。