少雨による水不足で、“四国の水がめ”高知県の「早明浦ダム」の貯水率が下がる一方です。28日からは、下流の香川・徳島への水の供給量を減らす「第4次取水制限」が、18年ぶりに行われています。
早明浦ダムの貯水率は、28日午後5時時点で20.7%となっていて、この時期の平均「80%前後」を大幅に下回っています。
▼奥山宙 記者
「ダム底にある旧大川村役場の庁舎は、建物の1階部分まで見えていて、先週よりも水位がかなり下がったことが伺えます」
ダムの底には、旧大川村役場の庁舎があり、水不足になると姿を現します。先週・8月20日(木)に取材した際は、建物の屋上部分が姿を現す程度でしたが、およそ1週間後の28日は、建物全体が見えるほどにまでダムの水位は下がりました。

そしてダムの上流では、川底が“丸見え”の状態となっていて、水不足が深刻であることがわかります。
吉野川水系水利用連絡協議会は、28日午前9時から、下流の香川・徳島への水の供給量を減らす「第4次取水制限」を行っています。この「第4次取水制限」が行われるのは、2008年以来・18年ぶりです。
▼近くにある 大川村集落活動センター結いの里 小林夏子さん
「渇水の象徴である旧役場を見に来てくれる人が増えるのはありがたいが、村の人たちも水がなくて生活しにくくなってくるので、よくないこと」

気象台によりますと、近くの観測地点=本山町での8月の降水量は、平年の15%にも満たっておらず、「今後も2週間程度は、これまでの少雨を解消できるような雨は降らないだろう」としています。














