8月21日、静岡市の清水港で建造中のタンカーから出火し、10人が死傷した事故で、警察は死亡した作業員の身元について、静岡市清水区に住む中国籍の男性(45)と特定しました。死因は焼死でした。

火災は8月21日、静岡市清水区三保の造船会社「カナサシ重工」で建造中だったオイルタンカーで発生し、男性作業員が死亡したほか、9人が軽いけがをしました。

警察などによりますと、出火当時、死亡した男性作業員はガスバーナーなどで金属を溶接・溶断する作業をしていて、手袋に引火していたことが目撃されています。

関係者によりますと、警察と消防などが現場検証を行ったところ、ガスバーナーのホースに開いた穴からガス漏れを起こし、燃焼したことが出火の原因とみられています。男性作業員の遺体は損傷が激しく、一部が炭化していたということです。

警察は、業務上過失致死傷の疑いも視野に調べる方針です。