夏休みもあとわずかです!高知市に唯一ある廃校を活用して、親子向けのイベントが開かれました。イベントには廃校前に通っていた卒業生も参加し、世代を超えて地域の魅力が受け継がれていました。

このイベントは高知市が2012年に廃校となった「旧御畳瀬小学校」を活用して、地域の衰退を止め交流人口を増やそうと、6年前から行っています。27日は6組の親子が参加し、高知県産の竹を使った笛作りに挑戦しました。子どもたちは竹の角度を変えながら、より音が高くより響く笛を目指します。なかなか満足のいく音が鳴らず子どもたちは大苦戦!完成した笛の中にはこんな変わった音が鳴るものもありました!

子どもたちが作った笛は様々な音色を奏でていました。そして手作りの笛を使って行われたのが……。

「ホーホケキョまで3・2・1」

誰が一番うまく鳴らせるかを競う大会です。子どもたちは、口や指でうまく息の量を調整しながら、まるでウグイスがいるような音を教室に響かせました。

(小学1年生)
「たのしかった。(音は)ぴよぴよ。(失敗しても)もう1回挑戦した」

(卒業生)
「私がここの学校出身なので、懐かしい気持ちになりました。閉校になったときはすごく寂しい気持ちだったんですけど、こうやって地域の方や色んな方が、御畳瀬小学校を活用してくれて使ってもらえるのはうれしい」

また、講師を務めた川渕勝喜(かわぶち・かつき)さんも60年以上前に御畳瀬(みませ)小学校を卒業していて、地域の高齢化が進む中、今の子どもたちにも当時の遊びに触れてもらえることがうれしいと話します。

(笛作り講師 川渕勝喜さん)
「限界集落になってきていますから、ちょっとでも人に来ていただきたい。(そのために)なんやかんやとやっていますけど、子どもさんにも来てもらって町をにぎやかにしたい」

60年以上前と同じ竹笛の音が御畳瀬に響いたきょう。世代を超えた新たなつながりが確かに生まれた夏休みの1日になりました。