今月14日に亡くなったことが分かった前衛芸術家・小説家の草間彌生さん(97)に対し、歌舞伎役者・俳優の松本幸四郎さんが追悼のコメントを寄せています。

松本幸四郎さん


幸四郎さんは「三代襲名披露の時、『我が永遠の魂』の作品を祝幕としてかけさせていただきました」と振り返っています。

草間彌生さん


▽▽▽▽ 松本幸四郎さん 草間彌生さん追悼 全文 ▽▽▽▽

この度の訃報に接し、ただただ驚くばかりです。

草間先生の世界へのメッセージと芸術の美しさに圧倒され
同じ時代に生きることができた幸せを感じて僕は生きてきました。

命ある限り頭の中にイメージされた絵を描き続け、その作品は永遠となる。
これは戦いです。と先生が言われたことを強烈に覚えています。

三代襲名披露の時、「我が永遠の魂」の作品を祝幕としてかけさせていただきました。
感謝、感涙、そして今はポッカリと胸に穴が空いています。

心からご冥福をお祈り申し上げます。

松本幸四郎

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草間彌生さん 10歳頃(1939年頃)  ©YAYOI KUSAMA



草間彌生さんは1929年生まれ。幼少期より幻視・幻覚を体験し、水玉や網目をモチーフとする絵を描き始めました。水彩・パステル・油彩を用いて独自の表現を早くから形成していました。1957年に渡米。主にニューヨークを拠点に革新的な芸術作品を次々と発表し、活動領域を広げて前衛芸術家としての地位を確立しました。

東京のスタジオで「わが永遠の魂」シリーズ作品を制作中の草間彌生さん(2014年)©YAYOI KUSAMA



1973年に帰国してからも精力的に創作活動を続け、2017年には草間彌生美術館を開館。一貫して自然、愛、生と死を超えた無限をテーマに精力的な創作活動を続けていました。

草間彌生さん( Photo by Yusuke Miyazaki )©YAYOI KUSAMA


公式サイトでは「亡くなる直前まで絵筆を手放すことなく、永遠の愛と魂を探究し続けた97年の生涯でした」と伝えられています。

【担当:芸能情報ステーション】