アメリカの情報機関トップがロシアを訪問したことをめぐり、NATO=北大西洋条約機構の加盟国を攻撃しないよう、警告することが目的だったと報じられました。

ウォール・ストリート・ジャーナルは26日、CIA=中央情報局のラトクリフ長官のロシア訪問について、NATO加盟国への攻撃を行わないように警告するためのものだったと関係者が明らかにしたと伝えました。

ウォール・ストリート・ジャーナルはこれまでに、アメリカの情報当局がロシアのプーチン大統領が今後、数年以内にNATO加盟国への限定的な攻撃に踏み切る可能性があると分析していると報道。

バルト三国の一つに対し、サイバー攻撃や小規模な地上での攻撃などを行う危険性があることから、ラトクリフ長官が攻撃を自重するよう警告するためにロシアを訪問したとの見方を伝えていました。

ただ、トランプ大統領はこの日出演したラジオ番組で、今回のロシア訪問の理由を問われ、警告が目的との見方を否定したうえで、「半ば定期的な訪問だ」と主張しています。