タクシー運転手の盲導犬ユーザーへの理解を深めようと、広島市で研修が開かれました。

広島県タクシー協会が初めて開いた盲導犬ユーザーへの接客研修には、県内のタクシー運転手32人が参加しました。レクチャーを受け、視覚障害をもつ人が盲導犬と一緒にタクシーに乗り込む際の接客を練習します。

参加した運転手は、ドアの位置や高さを把握してもらえるような声掛けなどを意識していました。

つるみ第一交通の乗務員 矢野亜紀さん
「ペットを乗せられる方も結構いるので、不安は特にございません。『もう少しお声がけをする』などサポート方法を学んだので、どこに何があるかなどをしっかりお伝えしていきたい」

盲導犬ユーザーへの全国調査(去年実施)によると、飲食店や交通機関などで受け入れを拒否された人は約48%(576人中276人)にのぼります。

日本盲導犬協会広島事務所の黒田匠さんは「少しずつ理解が広がっているが、まだまだ途中」だとして、ユーザーと運転手の双方が安心できる環境を目指して、タクシー事業者への理解を深めていきたいと話していました。