大雨で被災したJR美祢線は鉄道による再開が断念され、バスを使った新しい交通システムに移行される方針です。24日、山口県山陽小野田市で住民に向けた説明会が初めて開かれました。

説明会は山陽小野田市が開いたもので、市民らおよそ40人が出席しました。

美祢線の復旧をめぐっては、JR九州などが導入しているBRTと呼ばれるバスを使った新しい交通システムが、鉄道に代わる輸送方法に選ばれています。

すでに導入しているエリアでは、決められた時間どおりに運行できるよう、線路をバス専用の道路につくり替えるなどしています。

美祢線では多額の費用がかかることから、専用道を設けませんが、バスが近づくと信号が変わる仕組みを取り入れ、定時性を確保するということです。

説明会では美祢線が厚狭駅で山陽線や新幹線に接続することから、従来のバスよりも利便性を高めてほしいといった意見が出ていました。

出席者
「今までは駅だったじゃないですか。市民の人たちが使いやすい形に、今度は便利になったというような形に、コンセプトをきちんと考えてほしい」

山陽小野田市 公共交通対策室 工藤歩 室長
「しっかり使ってもらえるというのが一番大事だと思いますし、愛着を持ってもらう交通機関になって、3市全体のネットワークとして、しっかり機能していくようなものになるような発信をしていきたいと思っています」

10月からは、現在の代行バスの停留所を移設・新設して、実証実験を予定しています。

市は実証実験の結果を踏まえて、改めて住民に説明の機会を設けたいとしています。