商業用としては、宮城県内で初となる海藻の陸上養殖施設が南三陸町に完成し、25日にお披露目されました。

陸上養殖施設が完成したのは、宮城県南三陸町歌津地区で、広さ1000平方メートルの敷地に16機の養殖プールを備えています。町内で建設業を営んでいる阿部伊組が新規事業として海藻の生産に乗り出したものです。

陸上養殖は、水温上昇や環境変化に左右されず、異物の混入や害虫も防げることから通年で安定した品質の海藻を生産できるのが特長です。

養殖するのは「タオヤギソウ」と「マツモ」の2種類で、試食会では、スープやパスタとして提供されました。

男澤知樹 南三陸町副町長:
「新しい食材としてポテンシャルを秘めた商品だと思う。味がさっぱりして美味しい」
参加者:
「歯ごたえが強くシャキシャキして美味しい」

阿部伊組 阿部将己専務:
「地元、県内の観光客に『宮城県にはこういう食材があるよ』と知ってもらい、夢としては全国に名が知れ渡るようにタオヤギソウやマツモが皆さんに認知されたらと」

陸上養殖された海藻は、隣接するカフェで提供されるほか、2027年度からは町内外の飲食店にも出荷される予定です。この会社では、南三陸町の新たな特産品として年間8トンの生産を目指すということです。














