■バレーボール男子日本代表親善試合 日本1ー3ブラジル(25日、有明アリーナ)
10日後の9月4日に開幕するアジアNo.1を決める「アジア選手権2026」、優勝チームには、2028年ロサンゼルス五輪の出場権が与えられる重要な大会となる。連覇を狙うバレー男子日本代表(世界ランク6位)は大会を前にブラジル代表(同7位)と親善試合を行い1ー3(23-25、25-20、19-25、26-28)と接戦を見せたが敗戦となった。
6月に開催されたネーションズリーグではブラジルは決勝ラウンドに進出できず、日本との対戦はなかった。五輪出場権をかけたアジア選手権前に強豪と手合わせを行った。
日本のスタメンは西田有志(26)、深津英臣(36)、山内晶大(32)、髙橋藍(24)、石川祐希(30)、エバデダン ラリー(25)となった。
第1セット、一進一退の攻防となり、12-12を迎えると、ブラジルの攻撃をリベロの山本智大(31)が好プレーで拾い、最後は高橋が決めて日本がリズムをつかんだ。しかし、14-14からブラジルの高いブロックに止められて4連続失点、それでも日本は食らいつき、20-21では代表初出場となったセッターの河東祐大(28)を起用。大事な場面で落ち着いたプレーを見せた。接戦となった第1セットは23-25でブラジルに奪われた。
第2セットは開始からキャプテンの石川がブロック、スパイク、サーブと得点を重ねてリード、さらにブラジルの攻撃もしっかりとしたレシーブから攻撃につなげた。19-13で髙橋がバックアタックのモーションに入るが、ブラジルのブロックを確認し、トスに変更。これを西田が決めるコンビネーションを見せた。このセットは25-20で日本が取り返した。
第3セットは西本圭吾(27)、富田将馬(29)、宮浦健人(27)をスタートから起用、ブラジルに4連続得点を奪われるなどリードを許したが、宮浦の得点で中盤に追いついた。しかし、ネーションズリーグで165得点を上げたブラジルのダルランに決められて19-25で落としてしまった。
後のなくなった日本は第4セットは序盤は大塚達宣(25)、宮浦の攻撃が決まり10-7とリードする展開、同点に追いつかれてもセッターの河東が富田、宮浦を上手く使いブラジルに食らいついていった。16-18から宮浦の攻撃がブラジルに1枚ブロックに止められると、ブロックで連続得点を許してしまった。終盤に髙橋のサービスエースなどで逆転、西本のブロックでセットポイントを奪ったが、ブラジルの粘りにあと一歩及ばず、26-28で第4セットを落として、ゲームカウント1-3でブラジルに敗れた。アジア選手権を前に五輪3大会金メダルのブラジルと接戦を見せた日本、大きな試金石となった。
試合後、髙橋は「緊張感のある練習が出来ましたし、クオリティの高い練習ゲームができた。良いも悪いも課題がしっかり出た。そこをしっかり修正してアジア選手権に臨みたい」と口にした。
キャプテンの石川は「今日は負けてしまいましたけど、内容は悪くなかったですし、アジア選手権に向けて、もっともっと精度を上げて、さらに高いパフォーマンスでアジア選手権を迎えられるように準備したい」と力強く語り、アジア選手権に向けてファンに「必ず勝って、ロサンゼルスオリンピックの出場権を獲得するので楽しみにしてください」と約束した。

















