女性たちが訴える被害の数々

農場から脱出し、現在は札幌のキリスト教会で保護されている女性4人は、取材に対して口々に被害を訴えました。

ある女性は、鉄の棒で突然たたかれたと話します。

また別の女性は、父親から胸を触られたり、お尻をたたかれたりしたというセクシャルハラスメントの被害を訴えました。

暴力によってフレームやレンズが破損したミャンマー人女性の眼鏡

さらに別の女性は、小突かれた際に眼鏡が壊れたといいます。

ミャンマーから持参した大切な眼鏡が、使えなくなってしまいました。

足が痛くなっても働き続けることを余儀なくされ、熱中症で倒れる仲間が出ても、法人側はその責任を労働者たちに押しつけたといいます。

音声にはこう記録されています。

「どう見たって、お前たちが悪いんだもん。言うこと聞かないで、途中で倒れるから」「カッパ脱げって、お前、何回も言っているべ。水も飲めって何回も言っているべ。だから熱中症になるんだ、これ」

そして、ミャンマー人労働者にとって最もひどかったという言葉も。

農業法人の畑の様子

「みんなまとめて、ミャンマーに帰してやるから。インドネシア人でもベトナム人でもいるんだから。お前たちの代わりぐらい、すぐいるんだから」

在留資格を盾に取った脅しと受け取れる言葉も録音されており、「在留カード出せ」「お前の在留カード、今ここからすぐ取り消してやるから」という声も残されていました。