四国八十八か所霊場となっている高知県宿毛市の寺でクラシックコンサートが開かれ、訪れた人は、本堂に響き渡るプロの美しい音色に聞き入っていました。

四国霊場39番札所「延光寺」。本堂の厳かな空間に美しいクラシック音楽の音色を響かせているのは、バイオリニストの伊藤みや乃(いとう・みやの)さんと、ピアニストの大高真梨絵(おおたか・まりえ)さんです。

このコンサートは、高知市の音響制作会社「アイデアライズ」が、延光寺の協力を得て主催しました。“日常に音楽が溢れるまち”を目指して活動する「一般財団法人100万人のクラシックライブ」の理念に賛同し、プロの演奏家を招いて行われたもので、四国八十八か所霊場での開催は、今回が初めてです。

(訪れた人)
「日本の伝統文化の中で西洋音楽を聴くということが素晴らしいコラボレーション」
「お堂いっぱいに音楽が満ちていて凄く良かったです」

(宿毛東中学校ブラスバンド部・生徒)
「音の“処理”とか“響き”をまねてみたいと思いました」

(延光寺 増田理英 住職)
「(訪れた人が)来られたときと、帰るときで顔つきが変わってて、大変にこやかに皆さんお帰りになられたので、良かったのではないかと思います」

この日は地元住民ら100人ほどが訪れ、美しい音色に聞き入っていました。主催者は、今後も四国八十八か所霊場でのコンサートを行うことを目指していて、クラシックの魅力やお遍路文化の発信につなげていきたいとしています。