去年末、高校バスケの集大成であるウィンターカップで優勝した新潟県の開志国際高校で、1年生ながら素晴らしい活躍を見せた県出身、平良宗龍(たいら しゅうたつ)選手。今月12日、琉球ゴールデンキングスに特別指定選手として加入することが発表されました。
Q琉球キングス加入について
開志国際高校1年 平良宗龍選手
「うれしいというのが一番初めに来るのと、それに応えられるような選手になりたいという気持ちが強くなった」


特別指定選手としてキングスへの加入が決まった、新潟県・開志国際高校1年、平良宗龍。特別指定選手制度とは、リーグ登録上限数に加え、シーズン中高校や大学のバスケ部に所属する選手を2名まで登録することができる仕組みで、所属チームへ登録したままBリーグの公式試合に出ることができます。
平良が通う開志国際高校は、去年のウィンターカップで強豪・福岡第一を下し見事優勝。開校・創部ともに9年目での快挙とあり、全国に衝撃を与えました。
1年生ながらチームに欠かせない存在として大活躍をみせた平良は決勝では、22-27と5点ビハインドで迎えた第2Q。得意の3Pシュートをなんと4連続で沈め、一気に流れを引き寄せました。
富樫英樹監督「決勝で1年生でしょ?今までの歴史であまりないんじゃないですか」
開志国際高校バスケ部監督で、日本代表のPG・富樫勇樹選手の父でもある富樫英樹監督は、平良の実力を高く評価しています。

富樫英樹監督「勝負強さです、これがピカイチ。さっきも言いましたけど大事なところで入るんです。息子(富樫勇樹)の後は平良選手であれば、僕の夢が広がるということでね、相当平良選手には期待しています」

平良選手「富樫勇樹選手のようにしっかり勝負どころでシュートを決めれて、その中でアシストもできるような選手になっていきたい」
将来は、日本を代表するエースへ。平良の挑戦は始まったばかりです。
【記者MEMO】
平良選手は、中学までは沖縄で過ごし、キングスのU-15でもプレーしていた経歴を持ちます。将来はアメリカ行きも見据え、より一層レベルアップしていきたいということです。