今年(2023年)9月1日にグランドオープンする岡山芸術創造劇場「ハレノワ」です。その開館事業の一つとして上演される市民ミュージカル「石井十次物語」の出演者が決定し、初稽古が行われました。



RSK山陽放送で行われた初稽古には、昨年行われたオーディションを通過した、小学生から60代までの約80人が参加しました。

(RSK山陽放送 里見俊樹社長)「みなさんのパフォーマンスで、この岡山から素晴らしい愛のストーリーをエリアに、そして全国に届けていただけるものと確信をしています」

岡山市民ミュージカル「慈愛と恵み 石井十次物語」は、明治時代、岡山に孤児院をつくった石井十次の生涯を通じて、命の尊さや人の愛などを描く作品です。

稽古では、歌唱指導の佐々木英代さんから声の出し方などを学んだあと、本番で流れる楽曲の練習など約2時間にわたり稽古に励みました。

(参加者 最年少9歳)「ちょっと失敗しないか不安ですけど、すごく楽しみなので頑張りたいと思います」

(参加者)「初のミュージカルなので少しずつ練習を重ねて自分の中でも成長できるようにみんなと頑張りたいと思います」

(参加者)「すごくあがり症なので、本番はバクバクしながら出るんだろうなと思うんですけど、みなさんの力を借りながらできたらいいなと思います」

(歌唱指導 佐々木英代さん)「今度のミュージカルの雰囲気が少しみなさん垣間見れたのではないでしょうかね。楽しみです。たくさんの方が見に、聞きに来てくださるように頑張りたいと思います」

4月1日には配役が決定し、ダンスの練習なども始まる予定です。

「慈愛と恵み 石井十次物語」は、9月17日と18日に岡山芸術創造劇場で上演されます。