先月発生した熊本地震から4度目の週末を迎えた被災地・熊本。連日、厳しい暑さが続くなか、観光にも深刻な影響が出ています。

最大震度6強を観測した熊本県八代市では37℃を超える猛暑日となりました。

「はいどうぞ、はいアイスです。どうぞ」

物資の支援拠点となっている施設では、被災した人たちに少しでも涼んでもらおうとキッチンカーのボランティアからソフトクリームが振舞われました。

「うれしい」

少しずつ復旧が進む熊本ですが、いま、観光にも深刻な影響が出ています。

報告
「地震のあとが色濃く残る熊本城。週末ですが、訪れる人はまばらです」

熊本城内の見学は、先月の地震後に中止されていましたが、今月13日に再開しました。

しかし、再開後の来場者は1万8000人ほどと例年の半数程度にとどまっています。

大分から
「でかいですね」
「以前来た時よりも本当に人が少なくて、ちょっとびっくりした。キャンセルが増えているという話も聞いていて、その分、隣の県なので、私たちが来るだけでも違うのかな」

高知から
「ちょっとでも応援になればと思って。阿蘇も行きましたけど、熊本市の街は大丈夫だし、来てよかったね」
「来てよかった」

熊本城内の土産物店からは悲痛の声も。

土産物店の人
「日本の方が全然いないので、売上も半分切っている。あと、この暑さもあるので、今年も熊本は本当に暑いので、そういうのもあるのかな」

熊本県によりますと、ホテルや旅館の宿泊予約のキャンセル額は27億円にのぼります。

こうした状況を受け、政府は旅行代金を割り引く「九州応援割」を実施する方向で調整を進めています。