宮城県などが仙台駅西口に開設している新型コロナワクチンの大規模接種センターについて、村井知事は23日、「ニーズが落ち着いてきた」として、今月31日で終了すると発表しました。
村井知事:
「理由としてはまず接種ニーズが落ち着いてきたということ。1月は予定の入りが鈍く、月曜日から木曜日までは定員420人に対して半分程度の利用者数となったということ」

大規模接種センター終了について村井知事は、利用者数が減少したためと述べ、来月以降は、市町村が指定する接種会場を利用してほしいと呼びかけました。

仙台駅西口の大規模接種センターは先月1日に開設されたもので、午後5時15分から午後8時45分までの夜間接種のみ対応していました。

政府はこの春、新型コロナの感染症法上の位置づけを季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行する方針を固めていることから、県が大規模センターの運営に携わるのは31日までが最後となる公算が大きくなっています。

村井知事は「市町村、特に仙台市の負担軽減に役立ったのではないか」と評しました。















