千葉県を襲った記録的な豪雨では冠水したアンダーパスで車が水没し、死者も出ました。

国交省は21日、アンダーパスの排水設備の点検結果を公表しました。また、冠水時のガイドライン作成に向け通行止め基準の厳格化や遮断機設置などの検討を進めています。

今月13日の千葉県の豪雨では、千葉市中央区村田町にある国道16号のアンダーパスで、冠水により車が水没し、乗っていた40代の男性が死亡しました。

当時、停電時に作動するべきはずの非常用発電機が作動せず、排水のための設備が機能しなかったことが冠水の原因の一つになりました。

これを受け、国交省は国が管理する全国の国道にあるアンダーパスの排水設備、102か所すべての緊急点検を実施し、21日、結果を公表しました。

点検では3か所で異常が見つかり、そのうち2件はすでに復旧したということです。

一方、愛知県清須市朝日にある国道22号のアンダーパスでは、停電時にポンプなどの排水設備の非常用電源を起動する装置に不具合があり、応急的に復旧するまでの1週間ほどの間は、防災気象情報に応じてあらかじめ通行止めにするなどの対応をとります。

国交省では、アンダーパスの冠水対策についてガイドラインも策定する方針で、冠水の水位などに基づく通行止め基準の厳格化や、遮断機の設置を含めた冠水時の誤進入防止の仕組みなど、対策の検討を進めています。