栃木県の東武日光線・新鹿沼駅で、作業員4人が特急列車と接触し死亡した事故で、国交省はきょう(21日)、全国の鉄道事業者に対し、線路内で作業する際の安全体制を点検するよう注意喚起しました。

きのう(20日)午前、鹿沼市の東武日光線、新鹿沼駅の線路上で除草作業をしていた男性4人が、ホームに入ってきた特急列車「スペーシアX」と接触し死亡しました。

この事故で国土交通省の関東運輸局はきのう(20日)、東武鉄道に対して行政指導にあたる「警告」を行い、早期の原因究明と再発防止を要請しています。

さらにきょう、国交省は全国の鉄道事業者に対し、事故の情報を共有したうえで、線路内に入って作業する際の安全管理の体制を点検するように求める、通知を出しました。

国交省によりますと、作業員が列車と接触して死亡した事故は、直近の3年間で4件、発生しています。

このうち、昼間の作業中の事故は2023年4月、富山地方鉄道で保線業務に関わっていた作業員が死亡した1件のみですが、この事故では列車の接近を知らせる見張り員が配置されていなかったことが原因とされています。

国交省は鉄道事業者に対し、同じような事故を発生させないよう改めて呼びかけています。