後継者不足が叫ばれる農業の担い手不足を解決しようと、富山市でドローンを使った次世代農業を模索する試みが始まっています。

20日、富山市で開かれたのは農業用ドローンを使った研修会です。

これは県農林水産公社が開いたもので農業で起業を目指す人など、およそ30人が参加。

研修会ではドローンを使ってほ場に直接、大麦のタネをまく実演が行われました。

操作の必要がなくあらかじめ設定したプログラムに従いドローンが自動で空中を移動。0.3ヘクタールの面積におよそ19キロのタネをまきました。

作業時間はわずか2分でした。

参加者「30分とかかかるところ、(ドローンだと)今、1分とかで回ってたんで、すごく便利です」

参加者「大変だと思われているかと思いますけど、こういうのを使って楽に農業はこれから進んでいくんだぞ、というのが広まっていけばいいなと思っています」

こうした農業ドローンを活用したあるコメの栽培方法への関心が高まっています。

田んぼに種もみを直接まいてコメを育てる直播栽培です。

一般的なコメの栽培に比べて収穫量が2割前後少ない一方、苗作りと田植えの作業をなくすことで、省力化や低コストにつながるとされます。

株式会社BEES ドローンインストラクター 天井和紀さん「トラクターを使ったりだとか、田植え機を使ったりといった形で、複数の機材を使わなければいけなかったところがドローン1台で播種作業(タネまき)、肥料の散布、防除、色んな作業に使えるものになっています」

農業用ドローンの価格は200万円から400万円程度だということです。

農業の人手不足を救う手立てとして大きな期待が寄せられています。