検査・人慣れ・先住猫の洗礼…丁寧な準備を経てカフェスペースへ

「ネコのしっぽ」では保護後、ケガや風邪の治療に加え、ウイルス検査(猫エイズ・白血病)、ワクチン接種、不妊手術など5つの検査を実施しています。

それは猫たちのためでもあり、安心して触れ合ってもらうためでもあるといいます。

ネコのしっぽ 佐藤真理店長
「里親になる方には、お薬手帳や検査証明書一式をお渡ししています。安心して迎えられるしっかりとした譲渡をしている。そこは他とは違うと自信を持っています」

次のステップは猫たちの「人慣れ」です。心に傷を負った猫も多く、威嚇されたり、触らせてくれるようになるのにも時間がかかります。

それでも少しずつ心を開いてくれる様子が嬉しく、何よりの喜びだといいます。

佐藤店長
「自分から寄ってきたり甘えてきてくれる。その子らしさを見せてくれるようになったり。信頼してくれてるんだなと感じます。顔つきも柔らかくなるし、毛艶(毛並みや潤い)も違ってきます」

人慣れが進んだ後はカフェスペースへの移動となるのですが、ここにも大きなハードル…先住の猫たちからの「シャー!」の洗礼です。

笑顔を見せながら佐藤店長が続けます。

「(新しく入ってきた猫に)近づいて威嚇したり、猫パンチしたり。新しい子が入ってくるのが嫌なんです。特に女の子の方が厳しいですね。男の子は割と受け入れてくれるんですけど…」

猫の世界も人間と同じように女性の方が厳しいようです。

猫同士の相性もあるので、合わなければ無理はさせず、その子が落ち着いて過ごせる場所で生活させます。

カフェの中でも、一匹一匹を尊重することを忘れません。