コンバインでは届かない稲を5人きょうだいの子どもたちが鎌で刈り取ります。

刈り取った稲を小さな体で抱え、コンバインまで運ぶ子どもたち。太田家にとって「棚田」での米作りは「生活の一部」です。

裕樹さんの次男の凜大朗さんは、5歳のころから米作りを手伝っています。

13歳になった凜大朗さんは、コンバインの運転席に座り、慣れた手つきでエンジンをかけます。

真剣な表情で田んぼを進み、稲を刈っていきます。

兼業農家の大変さから、棚田での米づくりの基本まで、父や祖父の背中を見て学んできました。

収穫した米が入ったおよそ30キロの袋を担ぎ、急な斜面を下っていきます。

「継承」が大きな課題となっている土谷棚田ですが、家族でつないできた棚田での米づくりは、凜大朗さんにとって当たり前のことになっています。














