「火振り漁」は2人1組で行います。あたりが暗くなり始めると、1人が舟を出します。舟を操船する役と、網を張って引き上げる役に分かれて行います。

2人が漁で使う道具は、「高齢で火振り漁を続けることが難しくなった」という地元の人から譲り受けました。

漁場に着いた舟は、長さ100mほどのカーテン状の「刺し網」を、川の両岸に渡して張ります。「刺し網」を3枚張り終える頃には、あたりが暗闇に包まれました。

そして、川下に移動した4艘の舟が松明に火を灯し、「刺し網」が仕掛けてある上流に向かって、川を横並びで進みます。こうして、アユを追い込みながら漁を行うのです。