福岡市博多区にある商業施設・キャナルシティ博多の新館として建てられた「イーストビル」が解体されることがわかりました。福岡市にこれまでなかった水準の「高付加価値サービス」を提供する高級マンションに建て替えられる見通しです。


◆高付加価値の高級マンションへ

建て替えが検討されているのはキャナルシティ博多の新館として2011年に建てられた「イーストビル」です。設計会社によると、日本最大級の壁面緑化(約3,000平方メートル)が特徴。傾斜鉄骨フレーム架構にリーフウォール緑化システムを施しています。1・2階双方のアプローチによって立体的な回遊動線を形成し、博多駅方面からの来場者に対する「ゲートウェイとしての機能」(同社HPより)を果たしてきたものの、約12年で解体が決まったことになります。関係者は「福岡市にはない高付加価値のサービスを提供する高級マンションに建て替え富裕層を呼び込みたい」と話しています。