8日夜、原子炉が自動停止した福井県の大飯原子力発電所3号機について、関西電力は19日、発電機に関連する装置に損傷が確認されたと発表しました。運転再開の見通しは立っていないということです。
関電によりますと、8日午後11時56分に福井県おおい町にある大飯原発3号機で、発電機にトラブルを知らせる警報が鳴り、原子炉が自動停止しました。放射能漏れなど、周辺環境への影響はないということです。
関電が発電機に関連する設備を調査したところ、発電機が電気を作るために必要な磁力を発生させる「励磁機(れいじき)」と呼ばれる装置の内部で、部品が溶けたり、ボルトが折れたりするなどの損傷を確認。黒いすすのようなものも付着していたということです。
これらの損傷が、原子炉の自動停止に至った直接的な原因かどうかについては調査中で、関電は損傷が見られた装置を今週中に工場へ搬出し、緊急点検を行う方針です。
今後、装置内部の付着物の解析も進めるとしていて、現時点で運転再開の見通しは立っていません。
前回の定期検査時点(去年6月1日~9月10日)では、異常は確認されなかったということですが、大飯原発3号機の「励磁機」は1991年12月に稼働を開始してから取り換えの実績はなく、約34年間にわたって稼働を続けていたということです。
注目の記事
「もうダメかなと…」熊本地震で1階が全壊した実家 「助けてくれ」絶望のなか聞こえた父の声…地域住民がチェーンソーを手に繰り広げた“2時間の救出劇”

高速道路のサービスエリアのトイレでお尻から大量に出血し、痙攣している男性…「床一面にサラサラとした血が…」居合わせた人たちの行動に反響 高速バスの10分休憩で対応し、時間が過ぎてしまったけれど…「日本は良い国、すごい国」

【独自】粗悪モバイルバッテリーの闇 容量は10分の1… 会社は「もぬけの殻」 徹底追跡で判明

ネズミも「いろんな気持ち」で鳴いていた 若手研究者の気づきから定説に“新提案”

「7秒」で生死分ける戦場 ドローン攻撃を再現…“完全非公開”施設でのAI訓練の実態 日本進出へ開発者の本音

「自分の言葉が偽物に思えた」 カンボジアの青年からの問いが変えた、81歳女性の人生【戦後81年】

「逆にお聞きしますが、僕がパクられた時に京アニは何か感じたんでしょうか」言い返す青葉被告を裁判長が制止した 遺族がはじめて被告人質問に立つ【ドキュメント京アニ裁判⑪】

「投資用物件とフラット35」で相次ぐトラブル…住宅ローン4000万円『一括返済』求められ「絶望」勧めた不動産会社Xに取材を申し込むと

幼少期に性被害「ずっと自分を殺したかった」加害繰り返した男性「反抗しない子どもに…」当事者たちの証言【MBSドキュメンタリー映像‘23】

「お金ないし誰の子どもかわからない」路上で赤ちゃん出産…傍聴から見えた女の半生「風俗店勤務でホテル転々…給料の大半はホスト通いに」「過去12回の出産」「妊娠を相談する人がいなかった」





