今回の豪雨では、排水が追いつかずに内水氾濫が多発しました。なぜここまで被害が拡大したのでしょうか。
千葉 豪雨 9人死亡そのうち4人は冠水した車に閉じ込められる
これは、気象衛星が捉えた関東地方の雲の映像です。

13日、つぎつぎと雲が湧き上がります。この雲の下で起きていたのが、千葉県を襲った記録的な豪雨です。

千葉駅のホームでは大量の雨漏りが発生しました。
交通機関が麻痺する中、駅には帰宅できない人たちがあふれます。

帰宅困難者
「(ネットカフェを)何か所か回ったけど、全部、満室で受け入れてもらえなくて」

千葉県庁には約1700人が避難しました。

14日の朝、お盆休みの中、成田空港でも、約7000人が足止め。

各地で発生したのは道路の冠水。短時間の大雨によって排水処理が追いつかなくなり「内水氾濫」が起きたのです。冠水に多くの車が巻き込まれました。

車が水没し、車の屋根に人が立っています。
車内に閉じ込められた男女は近所の人たちが救助しましたが、女性は心肺停止の状態で、その後、死亡が確認されました。
アンダーパスに車が進入するケースも相次ぎました。

水に浮いた車を押し出そうとしていると、後ろから、新たに車がアンダーパスに進入。
なぜ、冠水したアンダーパスに進入してしまうのか、救助した男性はこう推し量ります。

救助した人
「テールランプが見えてると、『車がいる、大丈夫』と思ってしまうのでは。車が浮いている分、(車体の)上まで見えるじゃないですか。」
この豪雨で9人が亡くなりましたが、そのうち4人は、冠水した車に閉じ込められて命を落としたということです。

リポーター
「車が水没している様子が見て取れます」
一夜明けても水が引かず、動けなくなった車があちこちにありました。
千葉県内では約1200台の車が道路上に残されていました。














