国が進める中学校の部活動の地域移行について、運動部の補助指導員として学生を派遣したIPU・環太平洋大学が、きょう(21日)活動の成果を報告しました。
今年度始まった活動で、体育学科や運動部に所属する学生の有志を岡山市や赤磐市の中学校や地域のスポーツクラブに補助指導員として派遣しています。
(IPU・環太平洋大学体育学科 嘉門良亮助教)
「大学生が来てくれるということ自体に対して(中学校側が)ありがたく受け入れてくれたのかなと。ただ、能力は千差万別ですので、水準がなかなか一定ではありません」
優秀な学生の確保は課題の1つですが、教育現場での指導経験は参加する学生にとっても大きなメリットだといいます。
(参加した体育学科の学生)
「1つの動きに対しても1回言っただけでは伝わらなかったり、言葉遣いとか伝え方というところで難しいなと」
IPU・環太平洋大学は来年度もこの活動を続け、地域のスポーツに貢献したいとしています。