鳥取県に県立の高等専門学校・県立高専を設置するかどうか。その是非について、産業界や教育関係者などが集まって検討する協議会が、このほど開かれました。

この日開かれた協議会には、産業界と高校や大学などの教育機関、それに行政機関からおよそ20人が出席しました。

県が進める高校教育改革の一環として、鳥取工業高校と倉吉農業高校について、5年間の一貫教育を行う県立高専化が俎上にのぼっています。

農業高専が実現すれば、全国初の試みとなります。

産業界からは、農業や工業人材の確保は急務だとして、最先端技術や経営感覚を備えた人材の育成に期待する声などが上がりました。

一方で、中学卒業時点で進路を絞り込むことの難しさや卒業生が県内に定着するためには受け皿づくりも必要だという指摘もありました。

鳥取県 平井伸治知事「おおむねつくるべきでないという議論は、きょうはなかったのかなと思いますので、つくるとしたらこういう方向という議論に今後していくのかな」

県立高等専門学校の検討に関する協議会 平井耕司会長「特に専門性のある工業系は非常に、賃上げも大変なんですけど、人手不足非常に(人材確保が)難しい」「専門性というのは重要なので商工会議所としても一生懸命応援したい」

この協議会は、あわせて3回開催する予定で、高専化にあたっては、既存の高校などに併設する型など、設置の方向性も含めて年度内をめどに意見をとりまとめる考えです。