戦後81年となる今年、初めて公開された貴重な資料を中心にした戦争の記憶をたどる企画展が、福島県郡山市で開かれています。
この企画展は、郡山市の歴史情報博物館で、13日から始まりました。今回、初めて公開される貴重な資料を中心に、およそ50点が展示されています。
1945年の郡山空襲でアメリカ軍に爆撃された「保土谷化学工業」の工場に保管されていた資料。当時、工場では戦闘機の燃料に入れる添加剤を作っていて、動員された学生を含む460人が空襲で犠牲になりました。企画展では、当時の女学生が書いた文書も展示されています。
学芸員・渡邉裕太さん「働いていた学徒、生徒の方々が解散して別な場所に行くという、その解散式で読まれたものなんですが、中の一番上に良友・名取さんを失いましたという言葉があったりとか、非常に悲しい内容がつづられている。でも一方で、これから私たちはここで学んだことを励みに頑張りますということをおっしゃられてますので、非常にそのなかで葛藤があったと思います」
このほか、郡山市にあった海軍航空隊の軍服や、出征した人に贈られた「千人針」などが展示されています。
郡山市民「81年前ですか、いま現在の生活を考えると、こういう時代があったんだなとあらためて驚いています」
企画展は、23日まで開かれています。














