症状が消えても油断禁物!!脳梗塞の前触れ「TIA」
先生が診察した60歳の男性は、脳梗塞を発症する前に左目が一時的に見えなくなったそうです。突然空の色が紫に見え始め、やがて何も見えなくなったのだとか。しかし、その症状は5分で改善。念のため病院に行き、検査対策を立てているときに脳梗塞を発症しました。発症したのは左目の異変から24時間後だったそうです。
<一過性脳虚血発作(TIA)>
脳梗塞と同じような症状が一時的に起こり、短時間(数分〜24時間)で消失することを「一過性脳虚血発作(TIA)」と言います。TIA発症後90日以内に約5%が脳梗塞を発症すると言われているそうです。
<TIAで症状が消えるのはなぜ?>
男性の場合は、その後の詳しい検査で首の頸動脈に大きな血栓が2つ見つかりました。この血栓から剥がれ落ちた小さな血栓が血流に乗り、目の動脈に移動したことで一時的に症状が現れた可能性があるそうです。TIAを起こす血栓は小さいため、自然に溶けたり、流されたりして血流が再開することで症状が消えるのだとか。しかし、血栓が残ってしまうと脳梗塞につながるため、脳梗塞を防ぐための治療が必要だそうです。
<異変が起きたら症状が消えても病院へ>
先生によると、TIAは本格的な脳梗塞が起こる前に気づくことができるラストチャンス。そのため、症状が消えても油断せず病院に行くことが大事だそうです。
(2026年8月2日(日)放送 CBCテレビ『健康カプセル!ゲンキの時間』より)














