海や川でのレジャーを楽しむ人が増えている中、全国各地で水の事故が相次いでいます。

■5~6人に1人が「溺れた経験あり」 相次ぐ水難事故から身を守るには

井上貴博キャスター:
日本財団「海のそなえプロジェクト」が、1万人以上を対象に行ったアンケートの結果です。

回答者1万1829人のうち、「自力で陸に戻れない」「意識を失う」など、「溺れた経験がある」と答えた人は、2010人でした。5~6人に1人が溺れた経験があることがわかります。

調査の中では、溺れた経験がある人から、ある傾向も見えてきます。

【溺れた経験がある人の泳力(プール)】
▼25m以上泳げる:49.2%
▼25m泳げない:21.8%
▼泳げない:21.0%
▼わからない:8.0%

25m以上泳げる人は約半数にのぼり、泳ぐことができても溺れてしまうということがわかります。

また、男性の方が女性よりも溺れる人が多いです。

さらに、飲酒後に遊泳した経験があると答えた人の割合は、男性が女性の約2.8倍というデータもあります。

子どもの水難事故は、特に「7歳」と「14歳」に多いと言われています。

日本水難救済会の遠山純司理事長によると、「学校などの環境に慣れ、友達と遊ぶことも多くなり、行動範囲も広くなる時期」だといいます。

■川遊びの落とし穴 「上流の天気」と「光の屈折」に注意

井上キャスター:
水の事故で大部分を占める「海」と「川」。それぞれ最低限注意すべきポイントを紹介します。

まずは「川の事故」から。川遊びで最も注意すべきなのは「天気の急変」です。

ゲリラ雷雨など急な雨で水位が上昇したり、流れが速くなったりすることがあるので、「遊ぶ場所」だけではなく「上流の天気」も含めて、事前に天気をチェックすることが重要です。

また、日本水難救済会の遠山理事長によると、「光の屈折で水位を見誤りやすく、事故につながる危険がある」といいます。

ただ、なかなか実感しにくいですよね。そこで、ご家庭でも簡単にできる実験を行います。

紙コップを用意し、底に10円玉を入れます。

カメラの位置からでは10円玉は見えませんが、水を入れると、見えないはずの10円玉が光の屈折で見えるようになります。

光の屈折によって水深が実際よりも浅く見えるため、特に身長の低い子どもなどは「浅い」「足が届く」と誤認しやすく、より注意が必要です。

■午後2時は「“魔の時間帯”」 なぜ海の事故が急増する?

井上キャスター:
続いては、「海の事故」についてです。

海水浴場での水難事故が最も多い時間帯は「午後2時」です。

日本水難救済会の遠山純司理事長によると、「午後2時は水難救助の“魔の時間帯”」と言われているそうです。

なぜ「午後2時」が危険なのか…

▼疲れ・暑さのピークで注意力が散漫になる
▼地上の上昇気流に向かって風が吹き波が高くなる

などの理由があります。

タレント・子育てインフルエンサー 木下ゆーきさん:
私の家は、2026年の夏は海水浴にすでに3回行っていますが、ライフジャケットは必ず装着するべきアイテムだと感じます。

また遊びに行く前に、子どもたちに「海や川はこういう事故がある」とニュースを見せたり、危険性をあらかじめしっかりと伝えるようにして、「危ない場所なんだ」ということをインプットさせてから出かけるように心がけています。

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<プロフィール>
木下ゆーきさん
タレント・子育てインフルエンサー
3児の父
子育てモノマネ動画が人気
絵本「はぶらしロケット」出版