埼玉県川口市で、首都直下地震を想定した警察と消防の合同訓練が行われました。

この訓練は、マグニチュード7.3の東京湾北部を震源とする地震で家が倒壊し、複数のけが人が出た想定で、警察と消防およそ60人が参加しました。

土砂に埋もれた家と車から行方不明者を捜すため、警備犬を使ったり、チェーンソーでがれきを切り、けが人を搬送したりするなど救助方法や連携を確認しました。

訓練を終え、岩崎茂川口警察署長は「最悪の事態を想定し、いろいろな対処方法を身につけて現場で実践するのは難しい」「今後とも消防と密に連携を取り、対処能力を向上させたい」と話しました。