「次の世代につなげる」凄惨な被爆証言から受け取った平和のバトン

(河野キヨ美さん)
「(広島)市内に入ると、いたるところに死体が転がっていて、歩けないところがありました。足の踏み場がないんです。強い熱線に焼かれた人間の体は茶褐色になって、そして、男か女か分かりません」
中高生の前で証言したのは95歳の河野(こうの)キヨ美さんです。
81年前、爆心地から35キロ離れた郊外の自宅で原爆の投下を知り、翌日、2人の姉を探すため市内に入り被爆。今も忘れられないという悲惨な光景やいかに核兵器が恐ろしいかを伝えるとともに、将来を担う若者たちにメッセージをおくりました。

(河野キヨ美さん)
「川におりた人たちが、みな死んでしまって、ずらーっと死体が並べてありました。そして、ワラのこもがかけてありました。こもの下から『水を下さい、水を下さい』って、うめき声がしていました。でも、私たちは何もしてあげることができませんでした。核兵器の怖さや戦争の愚かさについて考えてみてほしいと思います。若い皆さんに平和への希望をたくします」

(山陽学園中学2年 庄司千帆海さん)
「絶対に戦争は起きてはいけないし、次の世代にもつなげていかないとなっていう気持ちはあります」
(山陽学園高校2年 中村小遥さん)
「やっぱり戦争は恐ろしいものだなって。平和活動に参加してもらったりして、どんどん広めていくのが一番かなって思います」














