自然体の秘訣は「無理をしないこと」

――今、子育てをしながら仕事をすることが、ようやく当たり前になりつつある世の中になってきました。住田さんが現場でご活躍されていたころは、第一線で働きながら子育て、まして検察で各地を回っている中で、どのように子育てされていましたか

(住田 裕子さん)
「基本的には、『人にお願いできる部分はもうお任せする』ということを割り切っていました。これは私の実家が商売やってたところで、お手伝いさんとかいろんな方がいたので、母もそういう意味では、戦力の1人でしたから」

「家事に関しては、もうできるだけいろんな方にお願いすることに対しては、もう割り切っていました。夫の母もそこは認めてもらえた。これは大きかったと思います」

「夫の母も働く女性でしたので...そこの理解があることが一番大きかったです、あの時代では。そうでなかったら、いいとこの奥様に行ったら、『うちの子ども、うちの孫をこんなふうにしないで』って言われるに決まってましたから」

「自分の体1つ、時間も有限ですから、人に任せていいところはお任せしたので、常に保育園と、それから、検事の場合は夜遅い仕事もあったので」

「家事に関してもいろんな方にお願いをしてきました。今だったら、子どもを預けるところとか、お手伝いさんとかいうのはもう当たり前になっていますが、当時は本当に個人的な情報、ツテを使ってやるしかなかったっていうとこで、それでも、やりました」

「ご飯だけはとにかく材料だけを買ってきてもらって、圧力鍋と電子レンジでどんどん作る。今みたいに出来合いのものも少なかった時代ですから、そういう意味での家事の時短の工夫だけは当時からやっていました、それが今も、生きています」

「お掃除は、『埃だけでは死なないだろう』と思っていろんな方に頼みました。割り切って」