総理大臣就任後、初めて長崎の平和祈念式典に参列した高市早苗総理大臣は9日、被爆者や被爆体験者の代表らと面会し、被爆体験者の被爆者認定などを求める要望書を受け取りました。
しかし、被爆体験者の認定問題などについて、政府から前進回答は示されず、従来の見解を示すにとどまりました。
高市総理、原爆資料館を訪問

平和祈念式典のあと、高市総理は長崎市の原爆資料館を訪れました。鈴木史朗長崎市長らとともに、およそ20分間にわたって館内を見て回り、長崎の被爆の実相を伝える展示を視察しました。
その後、被爆者4団体と被爆体験者3団体の代表との面会が行われました。代表らは政府に対し、国の線引きによって被爆者と認められていない「被爆体験者」を被爆者と認定することや、被爆2世・3世への対策を講じることなどを求める要望書を提出しました。

長崎原爆被災者協議会の田中重光会長は、「平和憲法に基づく対話と外交政策に徹していただきたい。被爆者や被爆体験者に寄り添った援護施策を早急に決定されることを切望いたします」と訴えました。














