長野県内では、新型コロナウイルスに感染した5人の死亡が公表され、新たに1477人の感染がわかりました。

県によりますと、亡くなった5人はいずれも65歳以上で、全員に基礎疾患がありました。

新たな感染者は1477人で、保健所別では松本市が233人、長野市が223人、県が管轄する諏訪が178人、松本152人、伊那149人、上田136人などとなっています。

県内の感染者数は、先週金曜日に比べ660人余り減り、2日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。

入院中の人は575人で、重症は1人、中等症は113人。

19日夜8時時点の確保病床使用率は前日より1.1ポイン増え、52.6%となっています。

新型コロナをめぐっては20日、岸田総理が感染症法上の位置づけについて、この春、現在の「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げる考えを示しました。

5類に引き下げられた場合、患者は一般の医療機関でも診療を受けられるほか、行政は患者の入院勧告や行動制限などの対策をとれなくなります。

5類引き下げの具体的な時期について岸田総理は「早いタイミングで確認したい」としています。