長崎県諫早市で、50代の男性が税関職員や警察官、検察官などを名乗る男らから「資金を調査する必要がある」などとうその電話を受け、約960万円相当の暗号資産をだまし取られるニセ電話詐欺(ニセ警察詐欺)の被害に遭っていたことが分かりました。

被害にあったのは諌早市に住む50代の自営業の男性です。

警察によりますと、2026年5月18日、男性の携帯電話に「+」からはじまる国際電話から着信があり「中部空港税関」の職員を名乗る男や「中部空港警察署」の警察官「オカダ」を名乗る男から「あなた宛ての荷物の中に薬物とドル札が入っている」などと言われました。

その後、男らの指示で通信アプリ「テレグラム」をインストールし、「オカダ」のほか、検察官「トクガワ」、財務省職員「飯田俊介」を名乗る男らとやりとりを続けたということです。

男らは男性に対し、「あなたを緊急逮捕する」「逮捕するうえで、あなたの資金を調査する必要がある」などと説明。ビデオ通話で令状のようなものを示されたことから、男性は身の潔白を証明するため、7回にわたって約960万円相当の暗号資産を指定されたコインアドレスに送信し、だまし取られたということです。

その後、男らの連絡先が消えていたことを不審に思った男性が警察署に問い合わせたことで事件が発覚しました。

警察ではニセ電話詐欺(ニセ警察詐欺)として捜査を進めるとともに警察がLINEや電話でやりとりをすることはないことや、電話やメールで金の話をされたら必ず家族や警察に相談するよう注意を呼びかけています。