長崎県諫早市で、60代の男性がSNSで知り合った「アメリカ人医師」を名乗る女から、「金の延べ棒を預かってほしい」などと持ちかけられ、保管費や輸送費名目で現金約140万円をだまし取られるSNS型ロマンス詐欺事件がありました。

被害にあったのは、長崎県諫早市に住む自営業の男性(60代)です。

警察によりますと、男性は7月15日、インスタグラムで「菊野田中」を名乗る女からメッセージを受け取り、その後、LINEに誘導されて日常的にやり取りを続けるうちに、女に好意を抱くようになりました。

女はアメリカ人の医者を装い、「医者として戦地に行かなければならないい」「国から報奨金として金の延べ棒をもらっている」「日本に帰るまで管理してほしい」などとメッセージを送信。併せて自身のパスポートや医師免許、金の延べ棒の写真も送っていました。

これを信じた男性は、女に紹介された輸送担当者「SCSーCOURIERSERV」をかたる人物からのLINEでの指示に従い、指定口座に、金の延べ棒の一時保管費や輸送費などの名目で、先月31日から今月3日にかけて3回にわたり、現金約140万円を振込みました。

しかし3回目の振込み後、輸送担当者を名乗る人物から「入金が確認できないので同額を振り込んでほしい」と求められたことから、男性が不審に思い、警察に相談した結果、被害が発覚しました。

警察は、SNS型投資・ロマンス詐欺を未然に防ぐために〇SNSを利用して有名人や外国人などをかたり金銭を要求してくるのは詐欺の手口〇マッチングアプリ等で知り合い、面識のない人から金銭を要求される場合は詐欺を疑うとして注意を呼びかけています。