日本最古の「鎌倉殿」の特別展示が始まります。
鎌倉幕府を開いた源頼朝の木彫りの像が修復を終え、1月21日から県立博物館で公開されることになりました。

凛々しい顔つきに、皺が刻み込まれた目尻。

繊細な顔に対して直線的に作られた体。

山梨県指定文化財 木造源頼朝坐像です。

高さ97.2cmで13世紀から14世紀の鎌倉時代に制作されたとみられ、源頼朝の像としては日本最古といわれ、背中の内側には命日の1月13日の日付が記されています。

この像は山梨県甲府市の甲斐善光寺が所蔵し虫食いや緩みの修復を終え、県立博物館で特別に展示されることになりました。

県立博物館 近藤暁子 学芸員:
顔が非常に写実的な表現をされていて、一方体は大胆な造形が特徴の一つ。

会場には曽我兄弟討伐を描いた江戸時代前期の屏風図もあり、異なる時代の源頼朝を見比べることができます。

企画展は1月21日から2月20日まで開かれます。














