四国新幹線の実現へ、新たな動きです。基本計画路線から半世紀以上凍結されてきましたが、国が今年度実施する整備計画への格上げに向けた「ケーススタディ」の調査対象に選ばれました。

国土交通省がきょう(7日)、委託業者の公募を始めたものです。基本計画路線のうち四国の新幹線を対象に、輸送需要の推計や駅の位置、規模などを検討するケーススタディを目的としています。

四国新幹線を巡っては、四国4県と経済団体などがつくる整備促進期成会が、活発な誘致活動を展開してきました。四国で計画されている2つのルートのうち、4県は2023年、岡山から瀬戸大橋を通って四国に至る岡山ルートの誘致を優先することでまとまっています。

完成すれば、四国の県庁所在地の移動は1時間圏内まで短縮されるといいます。今年1月には全国各地の期成会が集まって初の総決起大会も開かれ、今年度、ケーススタディの実施に予算がついたことから国の動向が注目されていました。

(国への要望活動/今年5月)
ー新幹線の建設には前向きだということですね

▶今年5月

(片山さつき財務大臣)
「私どもができる範囲で一生懸命やります」

ケーススタディの対象となったことを受けて、四国新幹線整備促進期成会の長井会長は、「計画策定以来半世紀以上を経てついに実現に向けて一歩踏み出すことになるものと大きな期待をもって受け止めている」などとコメントしています。